ミネラル

ミネラルの働きはビタミンの働きを助け、体液量・酸・アルカリ度・筋肉・神経の働きの調節します。また酸素・補酵素の材料として代謝活動でも重要な働きをしています。ミネラルの摂りすぎ、不足でそれぞれ身体に影響があるので注意が必要です。

カルシウム:丈夫な骨を作る、血液の状態を正常に保つ、高血圧の予防や精神を安定させる働きがあります。不足すると①骨折しやすくなる、②イライラする

マグネシウム:カルシウムとバランスを取りながら筋肉の伸縮を助け、精神を正常に維持したりと身体の機能を支えます。不足すると①疲労感がのこりやすくなる、②生活習慣病になりやすくなる。

:酸素を全身に送る。女性の月経時には鉄は多く失われる為特に必要。不足すると①貧血が起きやすくなる、②動機・息切れを起こしやすくなる。

亜鉛:味覚や性機能を正常に保つ。不足すると①味覚が変になる、②性欲が低下する(EDなど)、③前立腺肥大になりやすくなる。

カリウム:塩分摂りすぎの影響を防ぐ(高血圧の予防)。不足すると①血圧が高くなる、②手足がしびれる。

セレン:老化防止・ガンの予防に有効。不足すると①シミができやすくなる、②感染症にかかりやすくなる。

ナトリウム:体内の水分バランスや細胞外液の浸透圧を維持する。塩に含まれている為摂りすぎに注意。過剰になると①高血圧になりやすい、②発がん率が高まる。

リン:骨や歯をつくるのに役立つ。食品に含まれている為、過剰摂取に注意。不足すると①疲れがたまりやすくなる、②骨折しやすくなる。過剰になると①カルシウムやマグネシウムが吸収されにくくなる。

マンガン:糖質や脂質の代謝を助ける。不足すると①疲労感が出やすくなる、②糖尿病になりやすくなる。

:鉄の働きを助ける。不足すると①貧血が起こりやすくなる、②動脈硬化のリスクが高まる

*上記のミネラル不足による症状は一例です。必ずしも症状が起きるわけではありません。