ストレッチ

筋や関節を伸ばし、筋肉の柔軟性を高め怪我の予防や疲労回復のための運動です。

ストレッチ効果

①柔軟性を高める:関節可動域を高めることを意味します。柔軟性が高ければ動作を制限されることがなく広い関節可動域で動作を行うことができます。

②傷害の予防:運動前のストレッチングはウォーミングアップに含まれ、動きながら行う「動的ストレッチ」が向いています。血流量を増加させ体温を上げながら関節可動域を高めていきます。運動後のストレッチングは動きを伴わず数秒間伸ばし続ける「静的ストレッチ」により、緊張が残っている筋をリラックスさせていきます。

ストレッチの種類

①静的ストレッチ(スタティックストレッチ):反動や動きを伴わず、持続的に関節や筋を伸ばしていく方法

②動的ストレッチ:Aダイナミックストレッチ→コントロールした動きの中で筋を徐々に伸ばしていく方法、Bバリスティックストレッチ→脱力状態を保ち、反動の力によって大きく引き延ばす方法

ストレッチの注意

①呼吸を止めない:呼吸を止めると身体は緊張状態になり、筋が硬くなるため、十分に筋を弛緩させることができなくります。

②反動をつけない:筋は急激に伸ばされると傷害を防ぐために反射的に筋を収縮させます。

③無理をしない:痛みがある部位を過度にストレッチすることを「オーバーストレッチ」といい、筋を痛める原因になってしまいます。